運転中の安全確保

運転手である以上、交通社会のルールを守ると共に、緊急時に冷静に対応することが求められます。例えば自動車が故障した時は牽引しなければなりませんが、牽引の仕方も細かく定められています。ロープによる牽引を例に挙げると、車間距離は5メートル以内に収めなければなりません。また、ロープに白い布を付ける必要があります。故障車には免許を有する者が乗り、ハンドル等を操作しなければなりません。

運転手が注意を払うべきポイントは沢山ありますが、その一つに乗降時の安全確認があります。同乗者や乗客が乗り降りする際は、周囲の安全を確かめなければなりませんし、半ドアになっていないか確認しなければなりません。特に多い事故が、降りた乗客と後続車との接触ですから、安全を確認してから降りるように促します。交通量が多い道路上では、左側から乗り降りしてもらうのが無難でしょう。

運転手の義務として、乗り合わせた人にシートベルトを着用させることが大切です。シートベルトは万一事故が発生した時、身体にかかる衝撃を和らげてくれます。エアバッグが装備されている車であっても、シートベルトは必ず着用するようにします。シートベルトの効用はそればかりではありません。運転手の姿勢を正してくれますから、疲労が軽減し、結果的に運転に集中することが出来ます。同乗者が子どもである場合、チャイルドシートを利用するのがお勧めです。特に幼児であれば、備え付けのシートベルトが身体に合うことはありません。シートベルトはたるんでいたり捻れていたりすると効果が下がってしまいますから、普段から点検しておきましょう。

学科試験の内容

教習所や合宿免許で行われる適性検査の一つである奥行き検査をクリアするのはそれほど難しくありませんが、初めて検査に臨む人は現時点でイメージし辛いでしょうから、簡単に検査の中身をご説明しましょう。測定機器には固定棒と呼ばれる2本の棒が設置されています。それらの棒と同様の棒を試験官が前後に移動させて、固定棒との位置関係を被検者に読み取らせます。三つの棒が一直線に並んだタイミングでボタンを押すことが出来れば、合格することが出来ます。

第二種免許の学科試験は、第一種免許のそれよりも難しいと言われています。合格最低点数は90点で、出題方法や回答方法は第一種免許と同様です。対策を立てなければ、合格を勝ちとるのは至難で、まずは交通教則を読み込むことが求められます。何度も読めば強く記憶されますが、それだけではなく、内容の正確な理解も欠かせません。試験問題の中には引っ掛け問題も含まれるため、交通教則の内容がどのように設問として使用されるのかを把握する必要があるのです。もちろん恐れてばかりいては勉強に集中できないでしょうから、努力さえすれば合格できるものだと信じて対策を立てましょう。市販されている参考書等には躓きやすいポイントが記載されていますから、それらを利用して効率的に学ぶようにしましょう。

適性試験とは

教習所や合宿免許では、自動車免許の取得の過程で課される試験の一つに、適性試験があります。その中身をご紹介することにしましょう。まず検査項目の一つとして挙げられるのが聴力です。検査は簡素ですから、試験官の発言を聴き取れる人であれば、この検査で落とされることは無いでしょう。注意したいのは補聴器の取り扱いです。実は第一種免許の試験では使用が認められているのに対し、第二種免許の試験では装着できないことになっています。二つ目は、運動能力検査です。運動能力とは、いわゆる運動神経を連想するような能力を意味するわけではなく、普通の動作が可能であれば、問題なく合格できます。スポーツが不得意な人であっても、際立った障害がなければ通過するはずです。障害のある人は、自分の障害が受験に適しているか試験場に問い合わせてみると良いでしょう。試験場には適性相談係が常駐しています。三つ目は、色彩識別能力検査です。赤色、青色、黄色を見分けることが出来れば信号を読み取れるため、合格する可能性は高いと言えます。四つ目は視力検査です。この検査は第一種免許のそれより厳しい合格基準が定められています。メガネの類を着用することは可能ですが、両眼で0.8以上の視力が求められます。単眼での視力にも合格条件が定められており、自分の視力を普段から把握しておくことが大切です。万一視力が不足している場合は、新しいメガネを購入しなければなりません。

さて、適性検査の中でも、第一種免許の試験には含まれない奥行き検査については、特別な注意を要します。難しくはありませんが、変わった検査であるため、事前に調べてから臨まれると良いでしょう。検査機器は奥行知覚のための専用機器で、その機器から2.5メートる離れた状態で測定されます。

受験申請が通らないケース

教習所や合宿免許で取得できる第二種免許の受験申請は、受験資格があれば問題なく受け付けてもらえることがほとんどですが、場合によっては認可されないこともあります。例えば、幻覚を症状の一つとする精神疾患を持っている人は、受験することが出来ません。病名は政令の定めるところによるので、事前に確認することが出来ます。また、旅客運転に向いていないと思われるその他の病気に罹患している人も受験を断られます。特に意識障害、運動障害が発生する恐れがある場合、それを理由として断られることになります。さらに、アルコール中毒や麻薬中毒、覚せい剤中毒が疑われる場合も、受験申請が通らないと考えて下さい。既に保持している免許の停止処分、取消処分を受けている場合も、申請することが出来ません。

第二種免許の試験は大別すると、適性試験、学科試験、技能試験の3種があります。当然ながら全ての試験に合格する必要があり、それぞれ対策を立てなければなりません。適性試験はいわゆる身体検査ですから、問題なくクリアできる人がほとんどでしょう。運転するのに問題ない程度の運動能力があれば通過するはずです。学科試験は筆記試験で、形式は第一種免許と同様です。技能試験も実際に車を運転してスキルを披露する点は、第一種免許と変わりません。但し学科試験、技能試験は共に、第一種免許のそれより相当難しいと言われています。第一種免許で長距離を運転したベテランでも、簡単にクリアできる考えるべきではありません。

では試験について、具体的にご説明しましょう。適性試験については、今更言うまでも無いでしょうが、念のため改めてご紹介します。聴力検査、運動能力検査、色彩識別能力検査、視力検査が課されます。またそれに加えて、奥行き検査も課されます。いずれも難しいものではありませんが、奥行き検査は第一種免許で課されない試験ですから、事前によく調べてから臨まれると良いでしょう。

第二種免許取得のすすめ

教習所や合宿免許で取得できる第二種免許は必要ないと考えている人は多いでしょうが、取得すると後々役に立つ可能性は十分にあります。取得するだけでも、プロの運転手と同様の技量を持っていると評価されますから、相応の社会的地位が約束されます。また、乗客に信頼感を与える仕事に就けますから、やりがいを感じながら働くこともできます。観光バスやトレーラーバスを運転するのも夢ではなくなり、人生設計において可能性は広がります。さらに、10年以上旅客運送に従業すれば、個人タクシーを開業することもできます。安定した収入が得られることも大きな魅力といえるでしょう。

実は第二種免許にも種類が存在し、それぞれ運転できる車種が定められています。普通第二種免許、大型第二種免許、大型特殊第二種免許、牽引第二種免許がそれなのですが、多くの人は普通第二種免許と大型第二種免許の取得で事足ります。普通第二種免許は主にタクシーの運転を考えている人が取得する免許で、定員が10人以下の自動車を運転することが出来ます。もちろん原付や小型特殊自動車も運転できる車種に含まれます。一方、大型第二種免許はその対象車種がさらに広く、定員が11人以上の旅客運送用自動車が含まれます。

第二種免許の取得には各種試験が課されますが、受験資格が存在します。年齢は21歳以上とされており、第一種免許に比べて厳しい基準となっています。また、第一種の普通免許や大型免許を取得してから3年以上経過していることも要件となっています。第二種免許は旅客運送を前提とした資格なので、要件が厳格に定められているのも当然と言えるでしょう。

受験資格に関しては、特殊な経緯でパスするケースもあります。自衛官として特殊車両を一定年数運転した者、旅客運送の乗務員歴が2年以上にのぼる者は、そのまま受験することが出来ます。

第二種免許とは何か

教習所や合宿免許で取得できる自動車免許には第二種免許と呼ばれる分類があります。簡単に言えば、タクシーやバスといった旅客運送の運転手を務める上で必要になる免許を指します。最近は働き方の多様化を受けてタクシーの運転手を目指す人も増えており、第二種免許に対する関心も高まっているはずなのですが、第一種免許と比べて情報量が多いとは言えません。どのような手続きで取得に至るのかを、その概要だけでも押さえておきたいものですが、知っている人はそれほど多くないはずです。ましてや学科試験の難易度や技能試験の実際、受験資格を知り得ている人となると、容易に見つけることはできないでしょう。

ただよく言われるのは、第一種免許よりも取得するのが難しいということです。こうした声は実情を反映したもので、実際合格点も高めに設定されているのですが、だからといって特別な才能が無ければ取得できないようなものでもなく、だれでも適切な訓練を受ければ、最終的に合格することが出来るはずです。学科試験や技能試験の対策法が確立している点は、第一種免許と変わるところがありません。

では最初に何から始めればよいのでしょうか。まずは第二種免許に関する基礎知識を学ぶようにしましょう。概要を把握することが出来れば、後は適性試験や学科試験、技能試験を具体的に勉強していけばよいのです。旅客運転の代表はタクシーとバスなので、特にこれらにまつわる知識は身につけた方が良いでしょう。運転者の心得、交通ルール等は第一種免許と同様のものになっていますから、それほど理解に困ることはないはずです。インプットが一通り終われば、最後に問題集を解いて試験に備えます。市販されている参考書等には試験当日の注意点等も紹介されていますから、参考にされると良いでしょう。

第二種免許の特徴の最たるものは、客を乗せて運転することを前提としている点です。ですから第一種免許よりは知識も技術も問われることになります。ところで第二種免許を取得する前であっても、客を乗せずに運転する分には、問題なく第一種免許を活用することが出来ます。例えば故障車を回送したり、試運転したりするようなケースを言います。当然ながら、貨物自動車も同様に運転できます。

運転の楽しさ

運転免許を取得したことがない人には絶対に味わうことのできない運転の楽しみ。移動手段としての自動車だけでなく、運転することや自動車を改造することを趣味にしている人は少なくありません。とは言え、実際に自動車を運転したことがなければ運転の楽しみと言ってもピンとこないのではないでしょうか。しかし、モータースポーツと言われるように、様々な形や仕組み、ルールで構成された大会が世界各国で開かれているように、自動車は単なる移動手段にとどまらない人々を虜にする魅力があるのだと思います。自動車を走らせる楽しみは、サーキットで開かれるレースに限ったことではないでしょう。公道や普段の移動でも自動車を運転することに楽しみを感じている人はたくさんいると思います。端的に言って、運転すること自体が楽しく・気持ちよく感じるのです。

運転はしていなくても、晴天の青空のもとで絶景の場所を走ると、間違いなくテンションは上がり、楽しくなるでしょう。自ら運転しているときには、その楽しさをより感じられると思います。

移動のための運転と思うことなく、楽しみを増やすために運転免許を取得して、実際に運転の気持ちよさを体感してみてください。車の運転自体を楽しめるようになれば、人生の幅が広がったと言えることでしょう。

旅行やレジャーでの利点

 免許の魅力は身近な行動範囲で自由に移動ができるとか荷物が運べるということにとどまりません。友人や家族との旅行やレジャーで大活躍することでしょう。公共交通機関が全国各地いたるところの整備されている現代日本であっても、車でないと行けない場所というものは少なくありません。キャンプ場やレジャー施設、温泉旅館などそのような魅力的な場所にかぎって公共交通機関では行きづらいのです。

キャンプやバーベキューなど、公共交通があまり整備されておらず荷物も多くなってしまうようなレジャーでは、誰かが車を出す必要に迫られるでしょう。レンタカーであっても運転してくれている人は疲れている中運転しなくてはならないだけでなく、日帰りならお酒も飲めないため負担になってしまうことでしょう。特定の人にだけ負担がかかることを防ぐばかりか、免許を持っていない人から感謝されるに違いありません。

他にも、旅行などのレジャーに出かけるときは、現地についてからでなく行き帰りの車中も旅行の一部でしょう。鉄道や飛行機では味わうことのできない道中の自由な立ち寄りや、車内で音楽を流したり、談笑したりといった、公共交通機関ではできない楽しみがたくさんあるとおもいます。

免許合宿で延長する原因と対策

合宿免許では、試験に落ちてしまった場合や、状況によっては授業を受けられなかった場合などにも延長してしまうことがあるそうです。延長をしてしまうと余計に時間が掛かってしまうのは当然ですが、宿泊費用が更に掛かってしまいますし、人と一緒に参加した場合は自分だけが取り残されるという状況になる可能性も出てきてしまいます。初めから延長を見越して一人で参加をしたりスケジュールに余裕を持っておいたり、延長の際にも追加料金が発生しないプランのある免許合宿を選ぶ必要があると言えるでしょう。しかし、一番良いのはそもそも延長をせず、ストレートに合格することです。落ちてしまう原因と、対策を考えてみましょう。

知識が足りなくて落ちてしまった、という場合は基本的には勉強時間を増やせば良いだけで対処法がはっきりしていると言えるでしょう。問題は、それ以外のことが原因となっている場合です。意外に多いと言われているのが、寝坊をしてしまって授業や試験に影響が出てしまうということだと言われているそうです。慣れない合宿生活で疲労がたまってしまって起きられないという場合も珍しくないようです。また、人によっては一緒に友だちと参加をしたり友だちができてしまったりで、夜に遊んでしまって生活リズムが狂ってしまうこともあるそうです。まずは生活リズムを狂わせないように、早寝早起きをしっかりと心がけましょう。併せて体調不良で調子が出なかったという場合もあるそうです。分かりやすく症状が出るものとして、花粉症の可能性も非常に高いと言えます。症状が重い人はそもそも時期をずらして合宿に参加をすることや、薬などを飲んで症状を抑えられるように工夫をしましょう。

免許合宿での勉強方法

免許合宿は、スケジュールがきっちりと組まれているので、深夜まで起きているということでなければ自由な時間は限られてしまっています。免許合宿に参加したからと言って合格できるというわけではなく、自習をして勉強をするということをしないと難しいと言われているようです。試験に落ちてしまうと、延長という措置になり、場所によっては余計に費用が掛かってしまいます。合宿免許で勉強をするためには、どのようにすれば良いのでしょうか。

まず、実技で失敗してしまう場合は、緊張していたり何かミスをしてしまったり、教官と合わなかったという可能性も充分に考えられます。実技においてもちろん知識を得ることは大事ですが、知識が原因で落ちるということは少ない傾向にあると言われているようです。ここでは「学科試験の対策」としての勉強方法を確認していきましょう。学科試験に落ちてしまう場合は、体調などの別の要因がない限り、まず勉強が足りていいないことが原因となります。自習をせずに、授業だけ聞いていれば何とかなると思っているようなタイプや、ぎりぎりになって一夜漬けをするというタイプも失敗をしやすいです。一夜漬けに関しては、更に睡眠時間の少なさからミスに繋がりやすくもなってしまうでしょう。大切なのは、空いた時間にコツコツと自習をすることです。たかが空き時間と思うかもしれませんが、ここで勉強をしたかどうかは後程大きく影響してくるでしょう。例えば、その日に学んだことを復習として問題を解きなおすだけでも知識の定着率は変わってきますし、疲れて難しいという場合には少し早起きをして勉強するだけでも良い効果が得られるでしょう。アプリなどで学習できるものもあるそうですので、活用してみましょう。